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かやぶきの古民家には あたたかなぬくもりが 溢れています
長い時間の流れの中で ゆったりと積み重なってきたものです
それは 築百数十年という年月を経て 黒光りする梁や柱であったり
人と人とが出会い いろりを囲んで酒を酌み交わし 語り合ってきた歴史です
スタッフ1
平成元年 かやぶき茶屋あるじの交通事故
その3年後には かやぶき屋根の大崩落
大きな災難が相次ぎましたが
見事 現在の 「御宿 かやぶき茶屋」を 昔の風情そのままに 復元させ
あるじ自身も 生死の境から 復活しました
そうさせたのは ひとえに ”消えゆくものへの愛惜”という
人や物に対する強い思いを あるじが持っていたこと
また 周囲の方々も そのあるじの思いに応えるべく
励まし 手を貸して 築き上げてきたからだと思います

雪下ろし

屋根上の

居候さん
そして今も 日々新たな出会いを繰り返しながら
冬を越え 春を迎え 歴史を刻み込みながら
まるで あるじの分身であるかのように
かやぶきは 生き生きと 豪快に 建ち構えています
文:居候 ミゾベ ヒロシ 21才(当時)
 
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かやぶきに寄せて